@article{oai:hirokoku-u.repo.nii.ac.jp:00000207, author = {越智, 秀二 and 岡田, 大爾}, issue = {10}, journal = {広島国際大学 教職教室 教育論叢, Hiroshima International University Journal of Educational Research}, month = {Dec}, note = {application/pdf, 要旨:2018年7月6日から7日にかけて、西日本各地で期間降水量400mmを超える豪雨災害(西日本豪雨(注1))に見舞われ、広島県は他県に比べて特に降水量が多いわけではなかったにもかかわらず、土砂崩れや土石流、河川の氾濫が相次ぎ、全国の死者数224人の半数を上回る114人の犠牲者が出た。この災害の直接の要因は3日間で400mmを超える大量の降水であったが、犠牲者の大半(87人)は土砂崩れや土石流などの土砂災害が原因であった。その中で、特に安芸郡熊野町川角地区の大原ハイツは、土石流によって甚大な被害を受け、生き埋めになった方々を救出するための活動の様子を報道各社が他地域より多く報道したにもかかわらず、学校関係者に対しても、どのような仕組みで、どのような危険性があり、どのような対策を立てるべきかについて判断しようにも、十分な情報がもたらされていなかった。そこで、本研究では、なぜ、このようなことが起こったのかを究明するために広島県安芸郡熊野町川角地区の大原ハイツ付近の災害の状況の詳細な調査を行った。その結果、過去にも大規模土石流が発生した危険地域であったこと、土石流で流された岩塊が大変巨大であること、今回は膨大な降水量と流路の特性によって尾根を越えるという「想定外」の土石流災害が発生したこと等が明らかとなった。地球温暖化による集中豪雨の規模の増大化が心配される中、想定外の事例は教訓として今後の防災教育に確実に活かす必要があると考えられる。}, pages = {201--217}, title = {「心に響く防災・減災教育」の研究(1)ー西日本豪雨災害時の降雨と想定外の土石流災害の怖さー}, year = {2018}, yomi = {オチ, シュウジ and オカダ, ダイジ} }